プログラマやエンジニア、WebデザイナーといったIT系職種は、独立開業をしやすいのがメリットです。自宅を事務所にすれば少ない資金で独立できるので、フリーランスを目指す人にとってハードルが比較的低い職種でもあります。
ただし、メリットの裏にはデメリットが潜んでいることも多く、実際にフリーランスになってから後悔したという人は少なくありません。そのためフリーランスを目指す人は、失敗事例について知っておく必要があります。
よくあるのは、収入が不安定になることです。
月によって、収入に数倍の差が出るという人が少なくありません。収入が不安定になると家計管理が難しくなり、ローンを利用するハードルも上がります。会社員時代と年収は同じでも、フリーランスになると住宅ローンや自動車ローンを組むのが難しくなります。
また、今まで当たり前のように受けていた福利厚生がなくなり、会社員時代はいかに恵まれていたのか実感したという人も多いようです。
スキルアップをする機会が減るという問題も無視できません。
会社主催の勉強会やセミナーがなくなれば、独学で勉強をすることになるでしょう。会社員時代はわからないことがあれば先輩に聞けたという人も、フリーランスになるとそうはいきません。仕事中の先輩に連絡して聞くというわけにはいかないでしょう。
スキルアップの機会を得るには、自主的にセミナーに参加するなどの工夫が必要です。会社のブランドに頼れないフリーランスは、地道に実績を積み重ねて信用を勝ち取る必要があるでしょう。
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